中学生が援助交際をしたら性格歪んだ話 後編

ストーリー

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味をしめて…

私は初めての援助交際(エンコー)で味をしめてしまった。

普段は親からもらう1か月3,000円のお小遣いだけが収入なわけで。

2時間弱で1万円以上稼げるなんて革命よ。

 

親はちゃんと考えてお小遣いをくれていたのに、エンコーするなんてみじんも思わないよな。

 

マジで自分の娘がしてたらしばき倒すわ。

自分はちゃっかりハマったくせに。

 

親の心子知らずの愚かなエンコー仲間は増えていった。

その中の1人、Y子とよくエンコーに繰り出すようになっていた。

 

お金だけじゃ物足りない処女中学生

前戯だけでお金をくれるおっさん達は、クソちょろいと思った。

 

授業中に、

お金以外のモノを要求してもいける気がしてきた。

今1番欲しいけど手に入らない、アレもいけるんじゃね?!

と、テストのときには降りてこないようなひらめきが舞い降りた。

 

授業中にエンコーの作戦に集中する15歳女。

 

私は当時流行っていたPHS(ピッチ)が欲しくてたまらなかった。

ピッチはガラケーの先祖みたいなやつのこと。

親にねだったときは、「あかん」と秒で遮断されたのだ。

 

放課後になった瞬間Y子のいる教室へ行き、

「次のエンコーはピッチを契約してもらうのはどう?!」

と話してみた。

 

Y子も欲しかったらしく、

「それできたらめっちゃいい!次はそれでいこう!」

と興奮気味に乗ってきた。

 

次の相手は、

気弱そうなおっさんをターゲットにすることになった

 

ツーショットダイヤルにかけても、なかなか思うようなおっさんに出会わない。

 

すると、9人目でいかにも気弱そうなおっさんに当たった。

 

「こういうの初めてで…2人も相手にしてくれるの…?」

「挿入なしで全然大丈夫です。3万でいいならお願いしますぅ…」

 

今にも消えてしまいそうな声で話す人。

 

うまく言いくるめられそうな匂いがプンプン漂っていた

待ち合わせ時間と場所を決めて、いざ出陣。

 

予想通りのおっさん登場

私とY子は、待ち合わせ場所でピッチの契約をしてもらう作戦を立てた。

 

プレイを楽しんでもらった後に、

「あなたとこれからも会いたいから、連絡手段を作るためにピッチの契約して欲しいな♡」

と話を切り出そう。

 

2人でやればなんとかなるでしょ。

あとはアドリブで。

 

浅はかすぎる作戦が決まった頃におっさん(Sさん)が現れた。

 

年齢は30歳半ば〜40歳手前くらい。

身長は165cmほどのひょろっとした体型。

芸人のトレンディエンジェルの斉藤に髪の毛を生やしたような顔。

 

見るからに気弱そう。

 

ラブホへ向かいながら、奴隷にできる気しかしなくて予テンションが上がった。

 

おっさんを言いくるめる中学生

おっさんに体を触られたり舐められたりするのは毎回精神的苦痛。

 

でも、今回は思ったより嫌じゃなかった。

目的が明確だと、多少の嫌なことは苦痛にならないんだと実感した。

 

やることをすべて終えて、ベッドの上で3人で話していた。

私とY子は目を合わせて「いこう」と合図を送り合う。

 

私「私これからもSさんと会いたいなぁって思っちゃった」

Y子「私も〜。Sさんすごくいい人だから、これからも関係続けたい」

Sさん「え…ほんとに…?そう思ってくれるの嬉しいな…」

 

私「Sさんといつでも連絡とりたいし、繋がってたいよね」

Y子「うん、Sさんとメールとかもしたいね」

Sさん「えぇ…嬉しい…ぜひこれからもよろしくお願いします」

 

よし、反応はいいぞ。

グイグイ行きたい気持ちを抑えてジワジワ攻めていった。

 

私「でも、どうしようか。私たち連絡手段ないもんね」

Sさん「そうだよね…。僕が連絡を待つしかないね…」

 

私「ピッチ持っていれば良かったんだけどね…」

Y子「ほんとに〜!そしたらいつでもSさんと繋がれるね」

Sさん「そうだねぇ…」

 

あぁ、もどかしい。

もう言っちゃうか。

 

私「ね!Sさんピッチの契約だけしてくれない?ピッチ代は払うからさ」

Y子「それできたら嬉しい!」

Sさん「え…それは…どうだろう…」

 

私「もう、Sさんにしか体触らせたくない」

Y子「私もSさんとしかエッチなことしたくないな」

Sさん「それは嬉しいけど…でも…」

 

私「こんな風に思ったのSさんが初めてだよ」

Y子「私もそうだよ。くちくも同じこと考えてたんだね」

Sさん「えっ…嬉しいな…どうしよう…」

 

会って間もない中学生に、ピッチの契約なんて誰がするかって話よね。

Sさんが考え込みだして、私とY子は半ばあきらめモードで帰る準備をし出した。

 

そのとき、Sさんが答えを出した。

 

「ピッチの契約するね。これからもよろしくお願いします…」

 

マジ!!??

 

私「Sさんありがとう!これからも仲良くしてね!」

Y子「嬉しい!これからもSさんと会えるんだね!」

 

一流キャバ嬢みたいなトークで、私たちは念願のピッチを手に入れた。

 

性欲に支配される人間

会ったばかりの中学生なんかに、自分の名義でピッチの契約するなんて、どう考えても狂ってる。

 

なのに、

性欲に支配されてしまうと、狂った行動をとってしまう

 

それほど性欲はコントロールできないもの。

 

平気でリスクをとったり、お金を払ったりする。

まさに今回のピッチの契約がいい例になっているのだ。

 

人を欲で支配すると、簡単に洗脳できるということを中学生にしてマスターした。

 

親が悲しむくらい将来有望なJCだったわ自分。

 

Sさん我に返る

私とY子は、いろんな言い訳をしてSさんと1回も会わず、ピッチ代を払うこともなかった。

最初は本当にSさんの性欲を満たして、ピッチ代も払おうと思っていた。

 

でも、やっぱりまた会うのとかダルいし。

しかもお金なんて無いし。

 

そんな状態が3ヶ月続き、Sさんからメールがきた。

 

「2人のピッチの契約解除します…」

 

さすがに何もしなさ過ぎたか。

 

「ごめん、もう少し待って」

引き止めようとしたけど、さすがにSさんは我に返っていた。

 

「ごめん…これ以上は無理です…」

契約解除と言われても、会うのもお金を払うのも嫌だった。

 

私はキモおじに会いたくない欲に負けてしまったのだ。

 

Sさんに仕返しされた気分。

 

欲をコントロールできると最強

性欲を満たすために、お金も払うしピッチの契約もする。

 

男がセックスしたいだけで女に

「好き」

とか

「可愛い」

とか言うのも、おかしなことじゃないんだよな。

 

それだけ、性欲はなんとしても満たしたいもの

欲は正常な判断を狂わす魔物なのだ。

 

恋愛がうまくいかないのも同じ原理。

自分の欲に支配されて正常な判断ができなくなってしまう。

 

逆に言うと、欲をコントロールできれば、相手は自分の思い通りにできるということ。

 

ブスでも非モテでも、男の欲を満たせば溺れさせられる。

 

私自身も爆美女とはかけ離れている女だからね。

プチ整形してやっと中の上に這い上がれた非モテなんだけど。

経験人数が50を超えてからは数えるのをやめた。

 

私はセックスしたい衝動が定期的にある。

だから彼氏がいないときは、ワンナイト相手やセフレを作ったりする。

そんなときに遊んだ男をあえてセックスする方向に仕向けたら、大体の男は乗ってくる。

 

私の戦略にも体にも。

 

そのまま付き合うなんてこともザラ。

 

欲をコントロールする手法は、男よりも女の方が使いこなせる。

 

男の欲は単純だから分かりやすいんだよね。

 

欲をコントロールできるようになると、攻めだけじゃなく守りも極められる。

欲に操られる男の行動パターンが読めるようになるから、男に依存しなくなるし振り回されなくなる。

 

こうやって知識をつけていけば、自分の欲もコントロールできるようになる。

 

欲に支配されていない=自分を見失わずに判断できる

ってことなんだよね。

 

以前の私は、

付き合って2週間で飽きられたり、

既婚者男性に妊娠させられたりで、

完全に男に主導権を握られていた。

 

恋愛で精神的に病むことが多かったんだよね。

 

でも、欲のコントロールを身につけてからは、かんっっぜんに病まなくなった。

恋愛の苦しい泥沼から抜け出せなかったのが、楽しくて仕方ないパラダイスに変わったわ。

 

恋愛は、

いかに相手の欲をコントロールして

自分の欲をコントロールできるか。


これがすべて。

 

追伸

欲をコントロールするって難しい!と思ったあなたに。

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